胸の大きさがコンプレックスになっている女性にとって、魅惑的で豊満なバストはとても憧れますよね。
しかし、胸の大きさは遺伝が半分近くを占め、残りの半分は成長期の女性ホルモンの影響が大きいといわれています。
つまり、補正下着や育乳ブラを使ったとしても、大人になってから小さな胸を大きくするのは非常に難しいことなんですね。
そこで、胸の悩みを解消する方法として、人気を集めているのが豊胸手術になります。
豊胸手術なら、大きさを自由自在に変えることができ、なおかつ理想的な美乳を手に入れるのも夢ではありません。
今回はそんな豊胸手術の手順について詳しくお伝えしていくので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
脂肪注入による豊胸手術の手順
脂肪注入により豊胸手術は、以下の4つの手順によって進められます。
- 体型・バストサイズなどの綿密なカウンセリング
- 気になる部分の脂肪吸引
- 純粋な脂肪のみを抽出
- 粋な脂肪を必要な箇所に注入
それでは、一つ一つ具体的に解説していきますね。
体型、バストサイズなどをヒアリング・カウンセリング
理想的なバストラインを作るためには、今現在の体型やバストサイズ、さらに、乳首の位置なども全て分析しながら、どこに脂肪を注入していくのか考えなければいけません。
脂肪注入による豊胸手術の手順では、まず最初に綿密なカウンセリングと、理想に近づけるためのデザインを決めていきます。
この時に、自分自身の要望をしっかりとドクターに伝えられるかによって仕上がりの満足度が変わるため、コミュニケーションをきちんととることが大切です。
気になる部分の脂肪を吸引する
脂肪注入による豊胸手術の大きなメリットは、腹部・太もも・ヒップといった身体に不要な脂肪を取り除くことができるところです。
女性なら誰もが一度は、「お腹周りやお尻周りの脂肪が胸につけば良いのに・・」と思ったことがありますよね。
この豊胸手術では、まさにその夢を実現することができるわけです。ここでは、余分な脂肪を吸引することで見た目をすっきりとさせます。
純粋な脂肪だけを抽出する
脂肪注入によって理想的なバストラインを手に入れたいのであれば、脂肪注入した後の定着率を上げなくてはいけません。
ただ吸引した脂肪を注入するだけでは定着率が低下してしまい、体内で壊死吸収されてしまうこともあるんですね。
これだと形として残らなくなってしまうので、バストラインを維持することができなくなってしまいます。
そこで、定着率を最大限に引き上げるためにおこなわれているのが、この純粋な脂肪だけを抽出する作業です。
不純物を、徹底的に取り除くことにより定着率をアップさせ、長期間の持続効果を期待できるようになります。
分離した純粋な脂肪を必要な部分に注入
身体の不要な部位から抽出された純粋な脂肪を、必要な箇所に注入していきます。ここでは、細かい脂肪だけを移植していくため、高い定着率を得ることが可能です。
上記でご紹介したように、身体に移植された後に壊死吸収されてしまうことがないため、手術後のボリューム感を長く維持することができます。
脂肪注入による豊胸手術前後の注意事項
脂肪注入による豊胸手術を成功させるためには、手術前後に以下の7つの注意事項を守ることが大切です。
- 手術直後、手術部位に感染を防ぎ、早く回復させるために消毒したガーゼとテープで治療します。
- 巻いた弾性包帯はできる限り解かないでください。また、アレルギーのある方は赤くなったり、痛みを伴うことがあります。
- 胸が苦しく、ピリピリとした痛みは回復する過程ですので、時間が経過するとともになくなっていきます。
- 胸の腫れは左右差がありますが、腫れが引いていくと綺麗な形に変化します。
- 日常生活への復帰は個人差がありますが、大体3〜4日後に復帰できます。
- 処方した薬は食後に服用し、痛みがひどい場合、処方した薬以外の鎮痛剤をさらに服用しても構いません。
- 回復を遅らせる飲酒と喫煙は、少なくとも1ヵ月間避けてください。
最も手術効果を実感したいのであれば、これらの注意事項を必ず守るようにしてください!
シリコンバックによる豊胸手術の手順
続いてご紹介するのが、シリコンバッグを使った豊胸手術の手順です。こちらでは、脂肪注入による豊胸手術とは違った以下の手順でおこなわれています。
- シリコンバッグの種類やサイズを選択
- シリコンバッグを正確な位置に挿入
- 消毒したガーゼとテープを巻いて手術が終了
- 手術後のアフターケア
それでは、この4つの手順を以下で詳しく解説していきますね。
シリコンバックの種類やサイズを決める
シリコンバックによる豊胸手術の場合、まずはじめにシリコンバックの種類を選びます。シリコンバックの種類には、4つの種類がありそれぞれに特徴は次のとおりです。
- ラウンドスムース:なめらかな表面と柔らかい感触。
- ベラジェルマイクロテクスチャー:微細でなめらかな表面と、本物の胸のような柔らかい触感。
- ラウンドテクスチャー:表面はざらざらとしていて、拘縮する可能性が少ない自然な形状。
- モティバ:個別シリコンバックの利点を集めたモチモチとした自然の胸のような触感。
この4つのシリコンバッグの中から、ドクターとヒアリングをおこないながら選択し、サイズを正確に測定した後にデザインしていきます。
シリコンパックを挿入する
次の段階ではシリコンバッグを挿入していきますが、その際にはHD内視鏡と使い捨ての無菌漏斗を使用します。
このようにすることにより、正確な位置にシリコンバッグを挿入することが可能です。
消毒したガーゼとテープを巻いて手術終了
最後に消毒したガーゼと弾性包帯(テープ)を巻いて手術が終了です。
数日間はガーゼとテープを巻いた状態が続くため、前明きのパジャマや洋服を用意しておくと便利です。
手術後もアフターケア
シリコンバックによる豊胸手術では、術後のアフターケアも充実しています。
術後の回復を高めるために一人ひとりに合わせた適切なアフターケアが行われるので、高い結果を生み出すことができます。
入院もしくは当日退院となりますが、しっかりとアフターケアをおこないながら術後の経過を見守ってくれるので安心です。
シリコンによる豊胸手術前後の注意事項
シリコンバッグを使った豊胸手術前後にも、以下の7つの注意事項をしっかりと守ることが大切です。
- 手術直後、手術部位に感染を防ぎ、早く回復させるために消毒したガーゼとテープで治療します。
- 巻いた弾性包帯はできる限り解かないでください。また、アレルギーのある方は赤くなったり、かゆみを伴うことがあります。
- 胸が苦しく、ピリピリとした痛みは回復する過程ですので、時間が経過するとともになくなっていきます。
- 胸の腫れは左右差がありますが、腫れが引いていくときれいな形に変化します。
- 日常生活への復帰は個人差がありますが、大体3〜4日後に復帰できます。
- 処方した薬は食後に服用し、痛みがひどい場合、処方した薬以外の鎮痛剤をさらに服用しても構いません。
- 回復を遅らせる飲酒と喫煙は、少なくとも1ヵ月間避けてください。
まとめ
今回は、豊胸手術の手順や、施術前後の注意点について詳しくご紹介しました。
脂肪注入による豊胸手術に関しては、脂肪を吸引する際に使用するカニューレ(細い管)を使用するのが一般的ですが、シリコンバッグに関してはメスによる切開が必要です。
傷口が目立ってしまうのではないかと気になる方もいますが、基本的には「脇の下」「胸の下(バージスライン)」「乳輪」といった目立ちにくい箇所になるため、そこまで心配する必要はありません。
胸の下(バージスライン)に関しては、横になったときに傷跡が目立つ場合もあるので注意が必要です。
基本的には、ドクターとしっかりとヒアリングしながら施術がおこなわれていくため、疑問点や不安点はカウンセリング時にしっかりと相談してください。
また、ダウンタイム(回復期間)に関しては、脂肪注入・シリコンバッグともに3〜4日程度となるため、比較的早く日常生活に戻ることが可能です。
豊胸手術をこれから検討されている方は、ぜひ参考にしてみてくださいね。
※完全無料・お断り自由